CATツールを使えない翻訳者

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こんにちは!さんななです。

 

私はCATツール(翻訳支援ツール)が使えません。そんな翻訳者いるの?とお思いになるかと思いますが、ここにいます(涙)

私は社内翻訳者なので、職場で使用していないので使えないというのが現状ですが、使えるようになりたいという気持ちはずっとありました。

過去社内で導入することも検討しましたが、導入にかける時間が取れない。原文作成者の表現が統一されていない。などと色々理由をつけて見送ってきました。

 

このままじゃいかんと思い、SNSで見つけたCircle Translation社の翻訳学習者/初心者向けCATツールセミナーを受講しました。

こちらの会社は翻訳者のサポートや翻訳学習者向けのコンサルをしている会社です。

翻訳会社は知っていましたが、翻訳者サポートの会社もあるのですね。

 

さて、セミナーの内容はCATツールとは?という所から代表的なツールの紹介、初心者がまず取るべきステップについてとても分かりやすく説明されていました。

三大ツールはTrados, MemoQ, Memsourceですが、説明を聞いた限りはMemsourceがシンプルで初心者には使いやすそうです。

パーソナル版は無料で、それ以外も安価なので使用する会社が増えているそうです。

TradosやMemoQは機能が沢山あり、全部使いこなすのは慣れている人でも難しい。やりながら覚えればOK。

また、どの分野でどのツールが多く使われているという傾向はあまりないとのことです。

 

さて、私がこのセミナーを聞いて、やると決めたこと。

それは、まずはMemsourceのウェビナーを受講して、無料トライアルで試してみる

そのうえで社内に導入できるか再検討。

いきなり無料トライアルを始めても多分使い方がわからないので、まずは提供元や業界イベントのセミナーがおすすめと紹介されていました。

 

もう一つ、セミナーで聞いて有益だった情報。

翻訳会社のトライアルでCATツールがの可否を記載しなければならないと思いますが、実務で使ったことが無くてもセミナー等での使用経験でもOKということです。

知らなかった・・・トライアル受けてみようかなと思って翻訳者登録を見てみても、ツール経験を聞かれるのであきらめていました。

セミナー受けて触ったことがあれば、とりあえずトライアルの応募はできるという事ですね。

 

知らないことが多すぎて全然ついて行けていないのですが、やれることから試していきたいと思います。

社内翻訳って分野も限られているし、閉ざされた状況なので従来のやり方でも罷り通ってしまう事が多いのかなと思います。

井の中の蛙大海を知らず・・・たまには井戸の中から出て情報を取りに行きたいと思います。

 

読んでいただきありがとうございました。

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