今日は私が使用する英文スタイルガイドをご紹介します。
英文スタイルガイドとは、英文を書く際の表記のルールをまとめた文書になります。
一般文書向けのスタイルガイドはもちろん、特定分野におけるスタイルガイドもあります。
文法、句読法、略語、用語など文書を作成する際の指針になってくれますので、翻訳者を目指す方は1冊は持っていた方が良いのではないかと思います^^
The Chicago Manual of Style(CMOS)
私が最初に買ったスタイルガイドはThe Chicago Manual of Style(CMOS)です。
こちらはアメリカのシカゴ大学から出版されている論文向けスタイルガイドで、最も有名なスタイルガイドです。
ページ数は1000ページを超え、鈍器的な厚さなので会社に置きっぱなしにして仕事中に見ています。
超王道スタイルガイドですので、基本は全ておさえています。
私が見る部分は主にpunctuation(句読法)の部分ですが、何度も何度も読み返しています。
The ACS Style Guide
次に購入したスタイルガイドはThe ACS Style Guideです。
こちらはブログでも何度も紹介していますが、科学論文を書く上でのルールをまとめたスタイルガイドです。
こちらはCMOSよりも薄いのですが、カッコやハイフンの使い方などはかなり解説が豊富なので、知りたかった情報以上のことが知れると思います。
技術翻訳者の方にはこちらがおすすめです。
私は在宅勤務用に自宅に置いています。(本当は会社用に2冊欲しいのですが)
当然のことながらどちらの本も、ルールに則って書かれており、全体のフォーマットやレイアウトなど見ているだけで参考になります。
ただ、どちらも英語で書かれているので、パラパラ見るというよりはじっくり読まなければなりません。
The ACS Style Guideは日本語版もあるので、そちらの方が見やすいかもしれません。
英語スタイルブック ライティングの表記ルール辞典
そして最近見つけたおススメは「英語スタイルブック ライティングの表記ルール辞典」です!
こちらは日本語で書かれているので、読みやすい~
著者の方が日本人というだけあって、日本人が疑問に思うところをおさえています。
目からうろこの細かい違いなども紹介されていておすすめです。
もっと早く出会いたかった・・・。
以上、3点が私の使用しているスタイルガイドになります。
どれもおすすめですので、スタイルガイド持っていないという方はぜひ手に取ってみてください。
今回は簡単な説明になってしまいましたが、別途詳しく紹介したいと思います^^
読んでいただきありがとうございました。