日本語の「それぞれ」を意味する英語の「respectively」ですが、その使い方には注意が必要です。
今日はrespectivelyの使い方について解説します。
Respectivelyの正しい使い方
以下の表に示されるA, B, Cの値を“respectively”を使って表現します。
〇 The values of A, B, and C were 22, 32, and 10, respectively.
このようにrespectively を使う場合、2つの項目は厳密にペアになっていなければなりません。
以下のようにペアになっていない場合はrespectively は使うことが出来ません。
✕ The values were 22, 32, and 10, respectively.
この場合、日本語では「それぞれ」を使うことが出来るので、英語でも誤って使用されることが多いです。
Respectivelyは使用するべき?
文末にrespectivelyを使う場合、読者は最後まで読んだ後に、前に戻らなくてはならないので負担になってしまいます。
そのため、respectivelyを使わない方がわかりやすい場合もあります。
そういった場合はリライトしてみてください。
The value of A was 22, the value of B was 32, and the value of C was 10.
この方が行ったり来たりせず、わかりやすいのでおススメです。
場合によってrespectivelyを活用して、わかりやすい文章を目指しましょう。
以上、参考になれば嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。