こんにちは!さんななです。
私はメーカー内で翻訳者をしていますが、今日は社内翻訳の魅力について書きたいと思います。
社内翻訳者と言ってもいろいろなパターンがあるので、1つの例として参考にしていただけたら嬉しいです。
社内翻訳の魅力
まず社内翻訳の魅力はこちら!
- 1つの分野を深く知ることが出来る
- 収入が安定している
- 未経験でも英語力が高ければ採用される可能性あり
想像通りなのではないでしょうか^^
それでは、一つずつ見ていきましょう。
1つの分野を深く知ることが出来る
やはり最大の魅力は現場の技術に触れることができることです!
社内で実際の製品を見ることもできますし、疑問に思ったことは技術者にすぐに聞け、フィードバックももらえます。
扱う製品の文書は仕様書、プレゼン資料、マニュアル、会社案内まで多岐にわたりますので、製品および分野についてはかなり詳しくなれると思います。
収入が安定している
また、収入が安定していることも私にとっては重要です。
収入はフリーランスのように青天井とは行きませんが、仕事が無い時期でも一定のお給料をもらえるのですから、ありがたいです。
有休・育休・産休だって取れますし、出産後、保育園にも入りやすいと思います。(フリーランスは入園のポイントが低い場合あり)
孤独になりにくいというのも、メリットの一つだと思います。
また、将来的にフリーランスを目指している場合、副業が認められているのであれば在宅翻訳をすることが出来ます。
私も派遣で社内翻訳をやっていた時は、終業後と週末に在宅で翻訳していました。
時には徹夜をすることもあり、かなりハードですが、安定した収入を得つつフリーランスに挑戦できるのではないかと思います。
未経験でも英語力が高ければ採用される可能性あり
フリーランス翻訳者は完全実力勝負です。経験を積んで、トライアルに合格しなければ仕事をいただくことはできません。
しかし、社内翻訳の場合、未経験OKの求人も結構あります。
その際、TOEICや英検などの資格があると間違いなく有利です。
なぜなら、派遣社員の面談ではテストをしてはいけないから。
雇用主は職歴、資格、人柄といった情報から候補者を選ばなければなりません。
私自身、社内翻訳を始めたときは未経験でしたがTOEICは900点程度はあったと思います。
さらに、育児休暇を2回取得しましたが、その際は産休代替の派遣採用面談も経験しました。
まず面談をする人を選ぶ際は、TOEICの点数を参考にしていました。
そして実際に採用した方のTOEICの点数は800点台後半と900点台前半でした。
翻訳にはTOEICは関係ないとは言いますが、これくらいの点数があれば始めることが出来ると思います。
社内翻訳者の雇用形態
私は個人事業主→契約社員→派遣社員→正社員として社内翻訳を経験しています。
1社目は個人事業主から契約社員になり、2社目は派遣社員から正社員になっています。
個人事業主の場合は開業届を出し、確定申告をしなければいけないので、フリーランスに近いと思います。
契約社員と派遣社員は、派遣会社での登録形態の違いですが、主な違いは月給なのか時給なのかくらいでした。どちらも翻訳オンリーでした。
正社員の場合は安定していますが、翻訳以外の業務をしなければいけない、異動があれば全然違う業務に就く可能性があるというデメリットもあります。
私も翻訳以外の業務をメインでと言われたら・・・辞めると思います。
その他、翻訳会社での社内翻訳者という道もあると思います。
ぜひ求人情報を探してみてください。
なぜフリーランスにならないのか
フリーランスに憧れはあるものの、今のところはフリーランスになる予定はありません。
理由は今の職場が気に入っているから。
在宅勤務が認められているし、時短勤務&フレックス制なのでかなり融通が利きます。
私には今の働き方があっていると思います。
デメリットは長期休暇が取れない事ですが、今は子どもが小さいので良しとしています。
でもいつか色々な場所を転々としながら翻訳出来たら最高だな~と妄想しています^^
社内翻訳者は翻訳者の最初のステップ、修行の場というような表現されることが多いです。
実はこれにはちょっと傷ついています。
フリーランスじゃない私はいつまで経っても翻訳者として半人前なのかな?と。
翻訳者は職人気質の方が多いので、独立してこそ一人前と認められるのでしょうかToT
影は薄いけど社内翻訳者もいるよ!という事を引き続きブログで発信していきたいと思います。
以上、参考になれば嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。