今日は英文ライティングに役に立つツールをご紹介します。
それはGoogle Books Ngram Viewer!!
Ngram Viewerはgoogleの提供するツールで、調べたいフレーズを入力すると、それらのフレーズが過去に出版された書籍にどれくらい含まれるかをグラフで示すというツールです。(コーパスですね)
複数の単語を入れると、どちらが多く使用されているのか比較できるのでとても便利です。
例えばインターネットという単語が登場したばかりの頃は、固有名詞なので大文字の”Internet”と書かれていました。
しかし、インターネットが普及し次第に一般名詞とみなされるようになりました。
2016年からは”The Chicago Manual of Style”と”Associated Press (AP)”でも”internet”と表記されるようにもなったそうです。
そこで、”Internet”と”internet”をNgramviewerで比較してみましょう。
下の図の通り、”Internet”の表記が減り、”internet”が増えているのがわかります。
このように、その単語が時の流れとともにどのように移り変わっていくのか見ることが出来るのですが、用語で迷った場合にも活用できます。
例えば「測定ツール」という単語を英語にする場合、”measuring tool”, “measurement tool”, “measure tool”などが思い浮かぶと思います。
ここでNgramviewerを使ってみましょう。
赤線の”measurement tool”が一番使用されていることがわかります。
私は用語選定で迷った際は、グーグルでヒット数が多いほうを使うようにしていたのですが、玉石混淆のネット検索よりも、書籍化された情報のほうが信頼度が高いのではないかと思います。
知らなかったという方はぜひ一度使ってみてください。
以上、参考になれば嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。