英訳と和訳どっちを選ぶ?

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こんにちは!さんななです。

私は社内翻訳者で技術文書の英訳をしています。

お客様はアジアの国が中心のため、和訳を頼まれることはほぼありません。(ノンネイティブ向けの英訳ですね)

今日はなぜ和訳じゃなくて英訳の道に進んだのか?なんで英訳が好きなのか?という事について書いてみたいと思います。

 

英訳することになった一番の理由は、翻訳者になろうと思って右も左もわからず通い始めた翻訳スクールで選択した技術翻訳講座が英訳の講座だったためです!

えーそんなことで?!と思う方も多いと思いますが、結果として良かったと思っていますし、英訳のほうが自分に合っていると感じています。

なぜ英訳が好きなのかというと・・テクニカルライティングはルールがとてもはっきりしているので、書いていて気持ちがいいから!

訳文の順番を変えたり、いらない部分を削除したり、動詞を変えたりして、流れるように簡潔な英訳が書けたときは最高です。

いい訳かどうか一目でわかってしまうというのも、大変でもあり面白いところでもあると思います。

 

一方、和訳に対する憧れもあります。

翻訳者として訳書があるというのは夢の一つですからね。

しかし、和訳に苦手意識がありますToT

日本人ゆえに訳が沢山思い浮かんでしまって、どうやって表現しようかと悩んでしまうんですよね。

日本語独特の婉曲的な表現ってとても難しいです。

ライティングスキルを向上させたいという目的もありブログを始めましたが、いつも書いては消し、書いては消しを繰り返しています。

 

もう一つ、英訳が好きな理由は原文が日本語の方が英語よりもリサーチがしやすいから。

英語で意味の分からない単語が出てきた場合、調べるには英語で検索しなければいけないので、日本語で探すよりも何倍も労力が必要です。

和訳の場合、どうしてもわからない部分を無理やり翻訳するのはかなり難しいし、誤訳になってしまう可能性もあります。

逆に原文の意図がわかっていれば、たいていの文章は訳せるのではないでしょうか。(洗練されているかどうかは別ですが)

私の場合は社内翻訳者なので、原文作成者が近くにいて、その都度聞けるのでとても助かっています。

 

話は変わりますが、最近SNSを始めました。

ネット上にはたくさんの翻訳者と英語学習者がいて驚きました!

現実世界で勉強し続けている人に出会うことはかなり少ないです。

社会人の平均勉強時間は「1日6分」だそうですからね。

ベテランと言われる翻訳者の方々も常に勉強していることが感じ取れます。

英語学習者の方たちはお互いに励ましあい、TOEICの結果発表日にはTOEIC満点報告をしている人をたくさん見かけます。

みんな本当に語学が好きで頑張っているのだなと見ていて胸が熱くなります!

みんなそんなに英語を愛しているのか!私だって英語好きなのにやってない!まずい!私もやらなければー!!!

と激しく駆り立てられます。

出産後、なかなか時間が取れないことを理由に勉強から遠ざかってきましが、また勉強したいという気持ちがよみがえってきました。

子どものせいにしたらダメですね。

英語学習に終わりはありませんが、少しでもレベルアップできるように努力していきたいです。

 

読んでいただきありがとうございました。

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