文中にカッコを挿入する際の句読点の付け方

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文中にカッコ(parentheses)を挿入する際の句読点(ピリオド)について解説します。

 

基本的なルールは以下の通りです。

文中にカッコを挿入する場合、最後の句読点は省略する。

ただし、疑問符と感嘆符の場合はそのままつける。

 

いくつかパターンがあるので一つずつ解説します。

 

文中にカッコを挿入する場合は句読点を省略する。

 

文中のカッコにて追加の情報を記載する場合、最後の句読点は付けません。

〇 He had many pets (dogs, cats, and birds), but he can’t have any in his new apartment.

✕ He had many pets (dogs, cats, and birds.), but he can’t have any in his new apartment.

 

文の最後にカッコが挿入された場合は、カッコ内のピリオドは省略され、外側にピリオドをつける。

 

文の最後にカッコが挿入された場合は、カッコ内のピリオドを省略します。

カッコの外側にピリオドを打ちます。

 

〇 The number of patients has increased by 50 percent in three years (see figure 5).

✕ The number of patients has increased by 50 percent in three years (see figure 5.)

 

カッコ内が完全な独立文の場合のみ、ピリオドをカッコ内に打つことが出来る。

 

括弧内が完全な独立文の場合のみ、ピリオドをカッコ内に打つことが出来ます。

カッコが始まる前にも忘れずにピリオドを打ちましょう。

独立文の場合は文頭は大文字になります。

He has so much money. (He couldn’t even use it all.)

 

ただし、以下のように表現することも可能。

この場合、文頭は小文字になります。

He has so much money (he couldn’t even use it all).

 

 

疑問符(?)または感嘆符(!)は、カッコ内であってもそのままつける。

 

疑問符または感嘆符はカッコ内であってもそのままつけましょう。

文中、文末のどちらも同様です。

I saw a ghost (or was it a man?) crossing the road.

 

英語におけるカッコの役割とは?

 

英語において括弧(parentheses)は補足したい情報がある場合に使用する記号です。

あくまで付加情報を添えるといった使い方なので、日本語のように多用するのは好まれません。

特に読んでほしいを思う情報には括弧は使わないようにした方が良いでしょう。


以上、参考になれば嬉しいです。

読んでいただきありがとうございました。

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