こんにちは!さんななです。
我が家には小3と4歳の子どもがいますが、育児はいつもいっぱいいっぱい、手探りでなんとかやっています。
迷ったときはいつも育児本を読んでいるのですが、ふと海外の育児ってどんな感じなのかなと思い、調べてみたのでご紹介します。
調べ方は簡単!Googleで”parenting” “elementary school” “important”など育児に関連しそうなワードを検索して、ヒットしたページを片っ端から読み込み、重複した項目が多かった点やこれは良いと思った点をご紹介したいと思います。
【日本版】就学前~低学年のうちに親が出来ること
まずは日本の育児をご紹介。
日本の育児の例として、私の愛読書、「小学校前の3年間にできること、してあげたいこと」と「小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」」の内容をご紹介します。
こちらの本は就学前~低学年の親が子どものためにしてあげられる事を紹介しており、私も何度も読んでいます。
その一部を紹介します。
就学前
- 親子のコミュニケーションをはぐくむ(褒めて自信を付けさせる)
- 日本語力の土台を作る(読書、物の名前をどんどん教える、お手紙を書かせるなど)
- 数字のセンスを付ける(いろんなものを数える、さいころ、トランプ、ブロック)
- 手足を使えるようにする(折り紙、じゃんけん、ボール、公園遊び)
- 好奇心の芽を育てる(動物園、博物館、図鑑など)
低学年
- 好きなことの熱中させる
- とにかく読書させる
- 遊びを充実させる(個性を磨いてあげる)
- 沢山のことを経験させる
- 詰め込み学習は✕
どれもこれもとても大切なことばかりですが、生活の中で勉強を意識させる事の重要性が繰り返し説かれています。
そして、何よりも大切なのは国語力。国語力を鍛えるにはとにかく読書が大切なのだと書かれていました。
【アメリカ版】小学生の親が出来ること
続いて、アメリカの小学生の親が気を付けていること。
勉強
- 学習習慣を付けさせる
- 毎日の生活の中に算数を取り入れる
- 読書(読み聞かせ含む)
- 物語を創造させ、アウトプットさせる
勉強面では日本と同じ点が多かったのですが、子どもに物語を書かせてみるというのあまり聞いたことがなく、良いなと思いました。
アウトプットさせることで頭の整理させるとのことです。
生活
- 責任感と自立を促す・甘やかせて安心をさせてあげる
- 問題解決能力や議論する力を育てる・泣いたり騒いだりすることで自分の意見を通すことではなくて、議論で勝ち取る力を育ててあげる
- 人の話を聞けるようにする(テレビやゲーム、家族のだんらんの減少による)
- 万全の体制で登校させる(早く寝かせる8時・朝食・服装・寝る前のブルーライトは禁止)
- 週末に予定を入れずに子供との時間を確保する、家族の時間を大事にする
- 良い生活習慣を教える(親が整えるのではなく、教えるというところがポイントです)
- 電子機器を制限する
- 整理整頓を教え、結果として締切を守る、ゴールの設定、意思決定、役割分担を意識させる
- 遅刻しない
- 失敗・成功を体験させる
- ほめる、勇気づける
日本違うと思う点は、子どもに自立させる事を目的としている点が多い事。
特に問題解決能力や議論をする力を育ててあげるというのはなるほど!と思いました。
買ってほしいものがあるときや、やりたいことがあるときは、泣いて騒いで親が折れるのを待つより、議論で勝ち取れる子になってほしいですね。
親子の団らん時間を意識的に設けて、人の話を聞けるように教えるのも素敵だと思いました。
日本では協調性が大事とされているので、結構違うと思う点が多かったです。
アメリカでは“Think outside the box”と先生に言われるそうです。
いかに人と違う考え方ができるかが大切ということですね。
学校
- 子どもの目の前で学校の批判をしない(先生の指導に納得していなくても)
- 家での様子を先生に共有する
- 保護者会や保護者面談・授業参観には必ず行く
- 学校の話を毎日聞く具体的な質問で。話したくない子には無理やり聞くことはせず、大事なことは話すように言っておく。
- 学校のHPを確認する・学校の決まりを知る・出席日数を確認する
- 宿題をサポートする (目安は学年×10分)
- 学習方法、学習範囲、目当て、学習計画、受講タイネスを理解させる
- 子どもが何を学んでいるか知る
日本と一番違うなと思ったのは学校とのかかわり方。
色々のサイトを見ましたが、とにかく保護者会、面談、授業参観、PTA、ボランティアには参加して、自分の子どもがどうやって学校で過ごしているのかを見る!というのが多かったです。
学校は問題がなければOKなんて思っていたらダメですね。
あと、先生の悪口を絶対言わないというのもいいですね。
先生を信頼して、学校と二人三脚で育てていきたいですね。
その他
- アカデミックな友人と子どもが付き合うようにする
- 人格形成に大きな影響を与える友達・友達の中での役割
子どもがどこで学ぶかという事も書かれていました。
子どもの友達にもどんな子がいるのか、気にするようにとのことです。
お友達がどんな子によって自分の子供が使う言葉まで変わってくるので、学ぶ場所は慎重に選ぶようにとのことです。
アメリカ版の育児、いかがでしたでしょうか。
日本の育児を大切にしつつ、アメリカのいいところも取り入れていきたいなと思いました。
特に問題解決能力を付けさせるというのは生きていくうえでとても重要なので、家庭内でも実践したいと思います。
読んでいただきありがとうございました。