こんにちは!さんななです。
今日は中学受験について。
3年生の娘が来月から中学受験塾に通うようになります。
塾に通い始めるにあたって色々な本で情報収集をしましたが、中でも通塾前に読むのにおススメな本を三冊ご紹介します。
読んで損は絶対しないので、是非読んでみてください!めちゃくちゃ怖いです!!
私がおススメする本は以下の三つ。
- 下剋上受験
- 翼の翼
- 勇者たちの中学受験
どれも中学受験をテーマにしており、物語形式になっています。
では、一つずつおススメポイントを紹介していきます。
下剋上受験
こちらの本を一言で言うと中卒のお父さんと娘が親塾で桜蔭合格を目指すお話です。
2017年にドラマにもなっているので、ご存じの方も多いのでは無いでしょうか。
著者の桜井信一さんのブログを書籍化したものですが、これがすごく面白い!
5年生の夏頃から受験することを決めた娘とともに一緒にお父さんも学び直すのですが、作戦の立て方も論理的で、親子関係も良くて中学受験の悲壮感があまり無いので楽しく読めました。
塾に行かず親が教える親塾ですが、テキストはメルカリで買った馬渕教室のものを使用しています。
悲壮感は無いけれど、お父さんが精神を病んでしまったり喧嘩したりと受験の壮絶さは伝わってきます。
お父さんは中卒であることを自虐しているのですが、かなりの文才があると思います。
引き込まれてあっという間に読み終わりました。
主人公のかおりちゃんを素直に応援できる素敵なお話でした。
夫はこの本を読んでかなり気に入ったようです。
受験を理解出来ていないお父さんに読ませると良いかもしれません。
翼の翼
この本を一言で言うと、親の期待に応えたい息子と受験自体にとらわれて息子のことが見えなくなってしまった両親のお話です。
著者の朝比奈あすかさんもお子さんの中学受験を経験をしたことがあるそうで、ママ友との会話や子供の心理描写、父親の態度などリアルすぎて最後の方は読んでいて辛かったです。
親をがっかりさせたくないから一生懸命勉強する翼君を我が子と重ねてしまい、涙なしには読めませんでした。
一歩間違えれば教育虐待になりかねないという事を肝に命じました。
勇者たちの中学受験
この本を一言で言うと、受験業界の闇深すぎる。偏差値が高いからと言って必ず幸せになれるとは限らないです。
著者はおおたとしまささんというライターの方ですが、現在の中学受験の過熱っぷりに警鐘を鳴らしています。
受験を終えた3人の子供たちの親をインタビューしてまとめたものですが、正直言って怖いです。ホラーです。Wアカデミーに訴えられないか心配です。
中学受験なめてかかったら親も子もつぶされてしまう。家族が崩壊するのでは無いかと思うくらいの壮絶なお話です。
中学受験って本当にするべきなのか?改めて考えさせてくれる本です。
3人の子たちが出てきますが、私の理想としては3人目の女の子のような形を目指したいなと感じました。
まとめ
以上、三冊を紹介しましたが、まずは下剋上受験でこんな感じなのねというのを知ってから、翼の翼→勇者たちの中学受験と読み進めるのをおススメします。
翼の翼はフィクションですが、勇者たちの中学受験はノンフィクションです。
ノンフィクションなのに読んでて一番怖かった・・・
通塾前に気を引き締めるためにもぜひ読んでみてください^^
本では無いのですが、二月の勝者もとっても面白いので、漫画派の方はこちらもおススメです。当初は桜花ゼミナールみたいな塾は無いかと探しましたが、それなりの規模であんなに親身になってくれる塾あるのかな?
娘が通う塾がどんな感じなのか楽しみです。
↓ 二月の勝者はこちらから読めます。
以上、読んでいただきありがとうございました。
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