帰国子女のメリットとデメリット

こんにちは!さんななです。

今日は帰国子女ってどうなの?私の経験を基に感じたメリットとデメリットについて書きたいと思います。

あくまで私の場合&30年前の話ですが、駐在で帯同を検討されている方がいれば、ご参考になればうれしいです。

 

さて、帰国子女ってどういうイメージでしょうか。

英語が出来てうらやましい。親の都合で振り回されてかわいそう。日本語がおろそかになってしまう。

なんてよく聞きます。

私は子どもの頃に5年間アメリカに住んでいたので、帰国子女になります。

結論から言うと、子どもの頃海外に行けてよかった!と心の底から思います。

当時は大変なことは色々あったと思いますが、今思えば親に感謝することばかりです。

 

まず、英語が出来るようになるか・・・ですが、これは通う学校と年齢によると思います。

私は現地校に通っていたので毎日英語に触れていましたが、弟は日系の学校に通っていたので英語は話せるようにはなりませんでした。

また、母の当時の現地ママ友からの帰国後の情報を総合すると、低学年に帰国した子で英語力を保持できた子は少ないとのことです。

私はというと、4年生で帰国し、帰国時点では帰国子女の中では普通レベルの英語力だと思います。

英語をしっかり勉強し始めたのは大人になってからですが(大学は理系でした)、根底にはずっと英語が好きというのがあります。

英語への苦手意識は全くなくなると思います。

また、人生を振り返っても、英語で得したことは数知れず。何度も英語に助けられてきました。

 

次に親の都合に振り回されてかわいそうかどうか。

これは初めのうちは嫌だと思います。

普通に日本で転校しても嫌ですからね。

子どもによって合う合わないもあると思います。

弟は現地校の雰囲気がどうしても嫌だというので、少ししてから日系の学校に転校していました。

姉は私と同じ現地校に通っていましたが、感受性が豊かだったので差別されている?という雰囲気を感じたことが何度もあると言っていました。

逆に私は鈍感なのか、直接言われない限りは感じませんでした。

ただ私たち兄弟で共通して言えるのは、みんな海外が好きということです。

姉と弟は大人になってから海外に留学していました。

 

最後の日本語がおろそかになってしまうのではないか。

これはフォローが必須だと思います。

私は日本語の補習校に週1で土曜に通っていました。

補習校とは、普段通っている現地校とは別に日本語の授業を受けられる学校です。

そちらで全てカバーできるかというとそうではないので、家庭教師をつけてくれたりとしてくれた記憶があります。

日本に帰って困らないように・・・と塾にも行かせたりもしてくれていた記憶があります。

そのおかげか?日本に帰ってから、日本語で困ったことはなかったと思います。

かといって勉強漬けだった印象は全くなかったです。

 

振り返って思うのは、子どもの頃に貴重な経験が出来てほんと良かったということです。

当時早く日本に帰りたいと思ったことはありましたが、今となっては親に感謝しかありません。

以上、私の経験でした^^

 

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